通学校別指導

桐朋生への英語指導:中学
桐朋中学の英語授業では、検定外教科書New Treasureとその準拠文法問題集をメインに使用し、副教材として5-STAGE(数研出版)などの文法問題集と桐朋オリジナリル問題集Cornerstoneを使用しています。単語帳はVocabulary GRIT 2500(教育開発出版)などを使用しています。
New Treasureを使用した授業進度は他の中高一貫校と比較すると遅めで、中2でStage 2のLesson 7あたり(現在完了から分詞の形容詞的用法あたり)、中3でStage 2 Lesson 7あたり(所有格の関係代名詞、複合関係詞what、関係副詞あたり)まで例年学習します。各学年に対応する冊子を最後まで終わらせる(例:中3でStage 3の最終章Lesson 12の強調構文や倒置構文まで全て終わらせる)ことはほぼありません。
中三の学年末前に内部生も桐朋高校入試問題を実施します。ここまで学校の英語授業にしっかりとついてきていて英検受験なども順調に進んでいれば(準2級、できれば2級取得)、直前期に過去問をいくつか実施しておく程度で対応できますが、そうでない場合には相当苦戦することになります。
桐朋生への英語指導:高校
桐朋では高校からはNew Treasureの使用を中断し、ElementやLandmark(啓林館)などの検定教科書に切り替わります。副教材として桐朋オリジナリル問題集Bridge Builderと以下のような大学受験英語の定番教材を例年使用しています。
- ・単語集:システム英単語(駿台文庫)、速読英単語(Z会)、ターゲット1900など
- ・総合英語:be(いいずな書店)+in Focus English Grammar(準拠文法問題集)、Evergreenなど
- ・文法語法問題集:Vintage(いいずな書店)など
以上の使用教材は学年毎に変わることがあります。
高1で仮定法や分詞構文などの主要な高校英文法事項の学習が済んだら、あとは生徒が上記教材を各自進めて語彙・語法・文法基礎を固めつつ、大学受験対策の実践演習にどんどん取り組んでいくのが基本です。