文法は必要か不要か。これは、100年以上にわたって繰り返されてきた議論です。面白いことに、歴史を見ると、この議論は何度も両サイドの間を行き来しています。しかし21世紀に入った今、その長年の議論も、ついに決着が付きつつあるように思います。結論を先に言うと、今後は「最小限の文法」という発想になっていくと思います。なぜでしょうか? やはり大きな理由は、文部科学省が4技能を目指すという方針を明確に打ち出したことでしょう。読む、聴く、書くまでは文法ルールを無理やり適用しても何とかクリアーできますが、話すについては、指導方法の根本的な転換が必要になります(詳細:日経新聞)。


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