大学入試センターは14日、2020年度開始の「大学入学共通テスト」に向けた英語の試行調査の問題と一部結果を公表した。題材としてホームページの閲覧や授業での議論など英語を実際に使う場面を多く設定。単語数は大学入試センター試験から約2割増え、実用的な英文を素早く把握する力を重視した。発音や文法知識を問う短問の出題はなかった...設問はセンター試験では日本語だったが全て英語に変えた。設問を除いた全体の単語数は約5300語で、センター試験より2割強増え、問題数は38問で3割減った...センター試験のリーディングでは長年、「話す」「書く」力を測るため単語の発音やアクセントの位置、単語の並び替えを答える短問を20~30問程度出題してきたが、試行調査ではこうした短問は出題しなかった(詳細:日経新聞)。
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