CLILとは、1994年にヨーロッパで提唱された非母国語で科目を学ぶ教育法で、科目内容、語学力、思考力、協同学習の四つの要素をバランスよく育成するというもの。複言語主義のEUの言語政策の一環として始まり、現在ヨーロッパのほとんどの国の教育に組み込まれているという。日本では上智大学の池田真・教授が中心になり、2010年から同大学で導入後、全国の高校や大学でも採用が相次ぎ、横浜女学院でも3年前から試験的に実施していた...英語で他教科を学ぶといえば、イマージョン教育が有名だ。それとの違いについて、白井教諭はこう説明する。「イマージョン教育とは違って、科目内容だけではなく、英語で深い思考ができること、英語で深い議論ができることを大切にしています。英語4技能(読む・聞く・話す・書く)に『考える』をプラスした5技能ともいわれています」(詳細:読売新聞)
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