現高1生の大学受験より必要になる英語の民間試験受験は、高校3年時の4月〜12月の間に、事前に届け出て受験した2回のうち、より高いスコアの方を提出できる形になっています。裕福な家庭の子弟が有利にならないようにとの配慮からの合計受験回数制限です。

合計受験回数は最高で2回までですが、その2回を①いつ、②どの試験で受験するのか、を事前に確認しておくことが重要になってくるものと思われます。特に現役生であれば、各種学校行事や定期試験などとの兼ね合いもありますので、目当ての試験を自分にとってベストのタイミングで受験できるとは限りません

大学入試センターの発表した資料「参加要件を満たしていることが確認された資格・検定試験の概要」に、4月〜12月の間に各英語民間試験を何回受験できる機会があるのかをまとめたデータがあります:

  04月〜06月 07月〜09月 10月〜12月
英検 CBT(A2〜C1) 3回 3回 3回
一日完結型(A1〜C1) 0回 1回 1回
TEAP PBT(A2〜C1) 0回 2回 1回
CBT(A2〜C1) 1回 1回 1回
GTEC CBT(A1〜C1) 0回 1回 1回
Ad(A1〜B2) 1回 1回 2回
TOEIC L & R(A1〜C1) 3回 2回 3回
S & W(A1〜C1) 6回 6回 6回
IELTS British Council(B1〜C2) 9回 9回 6回
Australia(B1〜C2) 9回 9回 4回
ケンブリッジ英検 Pro(C1〜C2) 1回 0回 1回
Ad(B2〜C2) 0回 1回 1回


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