9月6日、東京・青海に東京都の事業の体験型英語学習施設TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)がオープンした。2028年まで営業予定で、その間の賃料は都が負担する...都内の小・中・高等学校による利用を優先するが、他県の団体や、土日を中心に個人の利用も可能。個人利用の場合、アトラクションエリア内の5つの施設を利用して2時間で3500円が標準の利用料。団体利用の場合、児童・生徒8人に1人のイングリッシュスピーカーが付く。イングリッシュスピーカーは「エージェント」と呼ばれ、その国籍は約30カ国に及ぶ。アメリカやイギリス、カナダ、フィリピンなどが中心だが、中には非英語圏のポーランドや、中南米のトリニダード・トバゴなども含まれる...TGGが再現しようとするのが、多国籍の人々が集まるグローバルな環境だ。英語には国や地域によってなまりもあり、日本人にとって聞き取りにくい場合もある。そうした環境でも臆することなくコミュニケーションをとれるように訓練する狙いがある...個人利用は年内まで、学校での利用は来年3月までの予約がほぼ埋まっている。修学旅行での利用など、他の自治体からの引き合いも強い。2019年度からは大人向けや企業向けの英語学習、外国人向けの日本語学習の開始も検討中という(詳細:東洋経済)。
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