茗渓予備校通信KIRI
2011年6月号
ゼミの窓
生活を楽しんでいますか。学習を楽しんでいますか。
わたしは、なにか困難にぶち当たったり、いやな思いにさいなまれると、こんな問いかけを自分にしてきました。
みなさんはどうしていますか。夏場を迎えるこの季節、蒸し暑さに体調も気持ちもなえそうになります。そんなときの気持ちの持ち方はどうしたらいいのでしょうか。
一つは、手近かな目標を設定してみることです。成績が振るわないとき、どうしていいのか、もやもやして結局何もできない人が多い。そんなとき、あまり大きな計画を立てるのではなく、単語を徹底して覚えることだけでもやってみるとか、ノートをとることより覚える時間を多くとるとか、茗渓の自習室を活用するとか、すぐにできそうなことを先生や先輩に相談するかして、とにかく実行してみることです。なにもしなければ、なにも起こりません。早く寝ることも目標になるかもしれません。
私は、最近子猫をいただきました。生後2カ月のエジプシアン・マウ(古代エジプト語で猫という意味とか)のようで、高木マウ(動物病院の診察券の名前)という雄猫です。かれは、ときどき鏡を見て仲間がいるものと思っているようです。その姿が自分の鏡像であるとは、おそらく一生考えてみることはないでしょう。人間だけが自己を対象化できるといいます。みなさんも悩んだとき困ったとき、人間だけに許されているこの客観化(対象化)をやってみることを勧めます。なんで、こんな些細なことで悩んでいるのか、いささか滑稽に思えることもあります。自分で自分を調教するような姿勢は優れて人間的な訓練です。