茗渓予備校通信KIRI
2012年1月号
新年度を迎えて
昨年を振り返る
3.11の東日本大地震と福島の原発事故は、わたしたち日本国民だけでなく全世界の人々におおきな衝撃をあたえました。あの悲しみからもう10カ月がたちます。この間、わたしたちは何を考え何をしてきたのでしょうか。
茗渓予備校の昨年は、①「ゼミ」のなかで個別の教科コーチングの質を向上させ、加速度的に学習効果を上げていくこと、②日曜インテンシブ(吉祥寺校舎と調布校舎)やZ会との業務提携のなかで学習環境をさらに高めていくこと、③スタッフの補充と技量の向上を目指していくこと、などを運営方針としてきました。 「去年今年貫く棒の如きもの」(虚子)
新年の抱負
ここへきて、ようやく「棒」のようなものが実感できます。教育という仕事は、新企画で人目をひくたぐいのものとは違います。すこしでも生徒の学力を上げ、生徒の学ぶ力を強めていくのか、指導者は日々愚直に努めていくところにあるように思います。
日本の公的な教育組織に欠けているのは、教職員が一致協力してことに当たる姿勢が希薄な点にあるのではないでしょうか。われわれのような民間の教育組織はその点果敢に活動できます。
新年度も、スタッフ一同、みなさんの成績向上と第一志望合格を目指して日々研鑽に努める所存です。本年もよろしくお願い致します。