茗渓予備校通信KIRI

2016年2月号

入試あれこれ

いよいよ大学入試は本試験が始まります。いままでやってきたことを存分に発揮してきて下さい。落ち着かない毎日が続きますが、いつでも茗渓の各教室に出向いて下さい。気分転換も大切です。

★先月、都立の戸山高校を訪れてきました。戸山高校ではこの春から、医学部など進学希望を同じくする生徒による「チーム」を結成し、3年間一貫した教育プログラムに基づいた指導を行うということで、大野校長に具体的な内容を詳しく説明いただきました。

高校3年間を通して、計画的持続的な学習をチーム(クラスではない)で行うことにより国公立医学部現役合格を目指すというものです。とくに地方の国公立の医学部を狙っています。経済的にも普通の家庭で手が届き、また、センター試験の比重が大きく戸山の生徒でも努力次第で何とかなると踏んでおられる。大野校長のお子さんたち3人とも医学部に進学されており、その経験が背景にありそうです。

ただ漠然と医学部というだけでなく、手の届く範囲で、医師となっている卒業生も動員しながらのチームメディカルの立ち上げは、自由の気風で有名な伝統校もついにここまできたかの感がしました。

★センター後継テストで、新たに加わる簡単な記述式問題は11月以前に実施し、採点期間を1月〜2月とることを文科省が発表しました。複数回実施する方針を先送りするようですが、記述の時期をずらすことで年間2回実施を高校側に納得させる意向が透けて見えてきます。テスト理論が専門の南風原東大教授の「採点基準を単純化するほど多様な解答の評価が難しくなり本末転倒だ」という考えには説得力があります。少なくとも一橋ぐらいの記述問題でないと生徒の力を適切に判定できないのではないでしょうか。