ラテン語・ギリシャ語を独学で学び始めて15年になる。そこで気づいたことは、如何いかに英文法に嘘が多いか...ということだ。そこでこの嘘を一つ一つ暴いてゆくことにした。今回は「仮定法の嘘」について書いてみた。受験生諸君もしっかり「仮定法」を理解してもらいたい。

因みに単に「ギリシャ語」といえば、それは「古代(古典)ギリシャ語」を指す。現代ギリシャ語は「現代...」とつけなくてはならない......






難解な英単語で苦しむ受験生諸君のために、ラテン語・ギリシャ語から効率的に、面白おかしく暗記するために単語集を1冊作りました。茗渓予備校のHPから参照できますので是非ご利用ください。覚えにくい単語があったら「索引」を引き「見出し語」を参照する...という方法がいいかと思います。

さてこの本の原型が作られたのはかれこれ12年も前のことです。当時指導していた生徒さんのご父兄から「英検1級を取らせて欲しい...」との申し出を受けました。彼女はバリバリの帰国子女でしたから読解・リスニングは「お手の物」。難儀したのは悪名高き「英検1級単語」です。当時彼女は高1になっていましたから「丸暗記」させている時間はありません......





どうして英単語(爾後、「単語」)が覚えられないのか? 基本は「毎日やる」ことだ。当たり前の話である。まずは記憶のメカニズムから説明しよう。記憶にはある一定の「閾値(いきち・しきいち)」というものが存在する。「このラインを越えてしまえば永遠に忘れない」という一線のことだ。たとえば父親の顔を忘れる人はいないだろう。朝起きて「あんた誰?」などとおやじに言ったらぶん殴られる。どうして忘れないか? 毎日会っているからだ。だから単身赴任しているサラリーマンがたまに自宅にもどると幼い子は、「あのおじちゃん誰?」と聞くのである。毎日15分でいい。一日も休まずやることだ......





:以下の文章は「限定用法」と「制限用法」という文法用語の使用法をめぐる問題に関してのものです。これらの文法事項自体を初学者向けに解説するものではないので予めご了承ください。

「制限用法と限定用法は実は別物である...」

「分詞の限定用法は前置修飾の場合のみで、後置修飾の分詞は限定用法ではない...」

「関係詞の非限定用法なる用法はそもそも存在しない...」

...いったいどういうことでしょうか? これらのポイントを個々に見ていく前に、まずは「限定用法」「制限用法」という文法事項の基本(と一般的にされているもの)を少しおさらいしておきましょう......






「東京都教育委員会は、立川市で体験型の英語学習施設を2023年1月に開業すると発表した...小中学生らが学校の授業や行事などで利用することを想定し、英語の必要性を体感できるようにする。JR立川駅から徒歩約8分の場所に学習施設「TGG グリーンスプリングス」(立川市)を整備する。学校の利用が中心となり、休日などには一般にも開放する。海外を疑似体験できる場面や空間を用意し、児童・生徒のグループに英語話者の担当者がつきながら英会話やグループ活動を案内する。最大で1日320人が利用できる。都立学校の中学生の場合、1日コース(6時間30分)の利用料金は1人当たり税別5800円。」(詳細:日本経済新聞