中学3年生のときに入会したカズヤ君。受験までの約3年間の軌跡を詳しくうかがいました。「ものづくり」の夢をかなえるために目指した大学は
東京工業大学。しかし合格への道のりは決して楽なものではありませんでした。
「ものづくり」という夢のために高い目標を設定
インタビューに
答えるカズヤ君
平石(
平石先生、司会):受験本当にご苦労様でした。今日は合格者インタビューという形でお話を伺いたいと思います。それではまず、進学する大学・学部・学科を教えてください。あと具体的な内容も。
カズヤ:東京工業大学の第5類に進学します。情報系の学部です。調べていくうちに情報に興味をもったことと、やりたいことが「ものづくり」だったので受験しました。プログラミングとか情報工学を学びたかったからです。
平石:他に受けた大学は?
カズヤ:東京理科大と慶応の理工と早稲田の機械工学です。東京理科大は受かりましたが、早慶はどちらも落ちました。
平石:すごいですね! 最後の挽回が!
カズヤ:英語と理科の比率だと思いますけど(笑) 東工大は英語の比率が下がって、理科と数学が上がるんで…
平石:合格して10日ほど経ちますけど、今の感想を聞かせてもらいたいんですけど。
カズヤ:うれしかったというより安心したって感じですかね。今まで受験してきたなかで一番実力を発揮したという感触があったんですけど。受かるか落ちるという心配もあって、ホっとしましたね。
平石:センターから始まって結果がでるまでは1ヶ月半くらいかかりますよね。やっぱり不安な気持ちはどこかしらにあるのかしら?
カズヤ:それは(笑)。センターリサーチでE判定が出たんで…本当に焦りましたね。実際、千葉大に変えようか迷いましたし。
平石:ところで将来は研究をしてみたいのか、それとも企業かなにかで製品開発みたいのをやってみたいのだろうか。
カズヤ:受験するまでは単に「ものづくり」ができればいいと考えていただけなので…実際に大学に通ってみて考えてみようと思っています。
平石:理系ですから大学院への進学も考えてらっしゃると思いますが。
カズヤ:一応は考えてます。大学4年生時点で就職をひとつの選択肢として、どういうものがあるのかは調べてみようと思います。
現状の成績では合格は不可能。高3からの快進撃!
インタビューに答えるカズヤ君
平石:では、受験勉強について具体的に聞いてみたいのですが。高3時には1日何時間くらい勉強していましたか。各教科の時間配分など。ちなみに高3の1学期の偏差値ってどれくらいだったの?
カズヤ:学校の偏差値が40ですね。
平石:(笑)
カズヤ:あっ39です英語が40。
平石:(笑)そんな正直に!
カズヤ:数学が39で理科が38とか。国語も36やらそこらで。英語が一番よかったです(笑)。
平石:じゃあ、大体一日の勉強量は?
カズヤ:学校や予備校の授業抜きで、6時間前後だと思います。茗渓の自習ルームで勉強していましたね。
平石:うん。ほとんど居たものね(笑)。
まあ、高3当初の成績はかなりのものだったようですが(笑)、高1・高2時は?
カズヤ:学年最下位でした(笑)。まあ一応上がったんで(笑)。
平石:(笑)部活はやっていたのかな。
カズヤ:ブラスバンド部でした。高2夏くらいまで。そこから「真面目に」勉強を始めました。周りの人たちも一気に勉強を始めていました。