大学入試センターは26日、2020年度に始まる大学入学共通テストで受験可能な英語の民間試験として:
- 「ケンブリッジ英語検定」(ケンブリッジ大学英語検定機構)
- 「英検」(日本英語検定協会)
- 「GTEC」(ベネッセコーポレーション)
- 「IELTS」(ブリティッシュ・カウンシルなど)
- 「TEAP」(日本英語検定協会)
- 「TOEFL」(米ETS)
- 「TOEIC」(国際ビジネスコミュニケーション協会)
の7種類を認定した。一部試験は実施実績が乏しいなどの理由で認められなかった。英検は「読む、聞く、書く」の3技能の合格者だけが「話す」試験を受けられる現行方式が認められず、全員が話す試験を受ける方式を新たに導入する。
受験生は4~12月にいずれかの試験を最大2回受験できる...試験の検定料は6千~2万5千円程度と差があった。比較的安いGTECと英検は、実施体制を厳格にするため現行より3~8割程度高くなる。事前の対策も含め、経済的に裕福な家庭ほど受験回数を確保しやすい。経済的に困難な受験生向けの負担軽減策は全団体が「検討中」としている(詳細:日経新聞)。