「(東北大学)では英語4技能の修得を重視しており、受験に当たっては「CEFRにおけるA2レベル以上の能力を備えていることが望ましい」ことを出願基準とします。ただし、この出願基準は出願に当たって英語認定試験の受検とその結果提出を求めるものではありません...また英語認定試験成績をCEFR対照表に基づいて点数化し、これを合否判定に用いることもしません...平成32年度に予定されている英語認定試験については、公平公正な受検体制の整備や成績評価などに関しこれまでに様々な問題が指摘されております。平成33年度入試に利用するためには、現時点ではこれらの問題が解決する見通しが立っていないと認識しています。また、本学が実施した高等学校調査でも英語認定試験を受験生に一律に課すことに対し、賛成が8%と少数である一方、反対は4割を占め、高等学校をとりまく環境で十分準備が整っていないと理解されます。このような状況において、平成33年度入試で本学志願者に対し出願要件として英語認定試験の受検を一律に課すことや成績を合否判定に用いることには無理があり、逆に受験生の公平公正な扱いを損ねる恐れがあると判断しました。なお、平成34年度以降の入試については、英語認定試験に関する問題の解消と高等学校側の受入れ状況を勘案しながら検討を重ねていくこととします。」(詳細:東北大学入試センター)
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