語彙学習

単語(apple=りんご)や熟語(look at=〜を見る)の知識を「語彙」と言います。語彙学習とは、要は単語暗記のことです。実施すべき最優先は上述の文法学習ですが、単語の並びを司る文法だけいくら学んでも、当の単語を一つも知らなければせっかくの文法知識も宝の持ち腐れとなります。

単語暗記において最も重要なことはⓐ継続して実施することです。気まぐれ散発的に、定期試験直前期などに一夜漬けで拙速に済ませ、試験終了後にはそれを綺麗さっぱり忘れてしまう、というようなことを繰り返すのは論外です。普段から毎日、あるいは1日おき、2日おきでも、1回10分程度の短い時間でも、定期的・継続的に語を覚えて知識をコツコツと積み重ねていけるように学習習慣を確立すること(ルーチーン化すること)がまず第一です。中学生であれば定期試験ごとに数十個の語彙を覚える必要がありますが、それを普段から着々とこなし続けられる無理のない学習習慣を確立することが大事です。

そのためには、毎日実施しても苦にならない暗記法を自ら工夫することが重要になります。単語をノートに手で書いて覚えるのが苦痛で長続きしないのであれば、『英検でる順パス単』や『英単語ターゲット』などの単語集のスマホアプリを利用する。単語の発音・例文・意味(例文は必須)の3セットのリスニング音声を毎日、通学時の電車内や歩いている時、あるいはジョギングやジムで運動している最中などにアプリで流してヘッドセットで聞いて、普段無為に過ごしていた時間を有効活用していく。

語彙学習においてもう一つ重要なことはⓑ軽重づけです。試験範囲の教科書ページを闇雲に片っ端から丸暗記するのではなく、どの語句から暗記していくべきか優先順位を自分で判断した上で暗記をしていく。特に優先して暗記する必要があるのは文法関連の単語や熟語です。例えば中1の二学期期末試験範囲であれば、不規則動詞の過去形(例:went、made)がこれに当たります。文法関連用語は直近の定期試験での出題頻度が高いだけでなく、その後の文法学習においても長く役立つものとなります。

語彙(単語)小テストも茗溪での授業冒頭で実施していますが、これはあくまで家庭での語彙学習の進捗を確認して後押しするペイスメイカァのようなものであって、家庭での語彙学習ゼロで小テストだけ形だけ受けるようであれば無論意味がありません。文法問題集の宿題同様、家での語彙学習実施が困難であれば、授業開始の前の時間に、あるいは授業の無い日に茗渓に来て、自習室で語彙学習ができるようになってもらいたいところです。

語彙テスト

何であれ学習の肝は習慣化による継続と能動性です。しっかりと目標意識を持って、その目標達成のためにはいかなる手段が最適かを(親教師に言われれるからではなく)自発的に意欲を持って思索・工夫・試行錯誤し、そしてそれを継続的に実践する。その上で、自力では如何ともし難い部分においては茗渓の講師の指導を仰ぎましょう。




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