2017年度 合格体験記

SYさん:「自分の学習ペースを確立して合格」

進学先慶応義塾大学 文学部

高3になったばかりの頃あたりに、危機感と学校の周りの(生徒たちの)雰囲気から、やっと勉強という勉強をし始めた気がします。はじまりはそんなものだったものの、きっかけというのはすごく大切なもので、そこからの1年、毎日のように塾に行き、ひとつの目標に向かって努力したという事実は、振り返ってみると、自分の中で何か大きなものを得ることができた大切な経験だったと思うことができています。

茗渓は自由にマイペースにできる分、他の受験生の様子が分からなかったり、私の場合日本史はほぼ独学だったので、このやり方でいいのか、どれくらいできればよいのかと悩んだりと、ふとした時に不安になることが何度もありました。

正直終わってみてやっと、受験というものが分かり、間違っていなかったのだと思えています。そんな不安も先生方に話しながらやってきたのが、自分の中ではすごく大きかった気がしていて、勉強面ではもちろん、精神面でもかなりお世話になったと感じています。

高3の夏までに基礎を詰めてからは、それらの自分が不安に感じていること、やらなきゃと感じていることを定期的に書きだして、不安要素をつぶしていくように勉強していました。11月に赤本を始めてからも、教科に関わらず、分からない、覚えられないことを書きだして、毎日生まれる不安と戦っていました。

とは言いながらも、家に帰ればテレビを見たり、休日は家族と出かけたりと、あまり思いつめずに受験生活を過ごすことができたのもよかったと思います。常にどこかで焦ったら負けだという気持ちがあり、これら受験本番まで変わらなかったことです。

模試の結果もそうですが、○○大学に受かるには1日何時間勉強しなければならない、や、○○参考書は何周しなければならないなど、実際に私も色々な情報で悩んだり落ち込んだりしました。それでも結局は自分のペースを見つけることと、自分のやり方、道を見つけることが大切なのだと分かりました。逆に○○さえやれば良いというのも存在しないということも分かりました。そしてその自分のペース、やり方を見つけることができ、自分に合っていたのが茗渓だったのだなあと感じています。

この合格体験記も含め、参考にしていただけたり、やる気がでるきっかけになれば嬉しいですが、受験はあくまでも自分自身の唯一の経験だと感じました。自分のペースを見つけ、自分と茗渓を信じることが受験において大切なことだと思います。





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